謎解き制作祝井さんインタビュー! ~「オーケストラ×謎解き」の裏側に迫る~
謎解き制作祝井さんインタビュー! ~「オーケストラ×謎解き」の裏側に迫る~

謎解き制作祝井さんインタビュー! ~「オーケストラ×謎解き」の裏側に迫る~

「オーケストラ×謎解き」。
一見すると意外な組み合わせですが、その新しい挑戦はどのように生まれたのでしょうか。
今回は、本公演の謎解き制作を担当する祝井ゆんさんに、企画に参加した経緯や制作の裏側、そして本公演ならではの魅力について伺いました。

左:謎制作・祝井さん 右:団長・遠藤

「聞いたことがない企画」だからこそ、ワクワクした

祝井さんは、これまで企業や団体から依頼を受け、フリーランスとして数多くの謎解きを制作。これまで手掛けた作品は細かなものまで含めると約200作品に及びます。
そんな祝井さんにとっても、オーケストラとのコラボレーションは初めての挑戦でした。

──まずは、今回のお話を聞いたときの印象を教えてください。

「謎解きとのコラボって世の中には溢れているんです。謎解き自体の認知が広がっている中で、オーケストラとの謎解きは初めて聞きました。楽しそうという気持ちと同時に、難しそうという印象もありました。でも、新しい体験が生まれそうだというワクワクの方が大きかったですね。」

初めての挑戦とのことで不安もありましたが、それ以上に「今までにない化学反応が生まれるのではないか」という期待が大きかったと言います。

音楽」と「謎解き」の融合をどう作り上げていくか

制作で最も苦労したのは、「音楽」と「謎解き」のバランスでした。
謎を解くことに夢中になれば演奏がBGMになってしまう。一方で演奏だけに集中すると、謎解きとして成立しない。
その難題に向き合い続けた結果、一つの答えにたどり着きました。

「曲を聴くからこそ解ける、曲を聴くからこそ楽しめる謎にしたいと思いました。」

そのため、本公演は通常のオーケストラ公演とは少し異なる構成になっています。
演奏と物語、そして謎解きが一つの体験としてつながるよう、全体が丁寧に設計されています。

コンサートホールだからこそ生まれる体験

今回目指したのは、クラシックに馴染みのない人でも楽しめる公演。
そして、生演奏という最大の魅力を活かした謎解きにすることでした。

「音楽をテーマにした謎解きはありますが、本物のオーケストラ演奏を聴きながら楽しむ作品はほとんどありません。ホールの空気や音を感じながら体験してほしいです。」

謎を解くだけではなく、その場にいるからこそ味わえる臨場感。
それが本公演最大の魅力と言えるでしょう。

楽器や音楽そのものが“謎”になる

制作にあたっては、まず楽器の種類や特徴を一つひとつ調べるところからスタートしたそうです。
さらに演奏曲を繰り返し聴き、「この選曲だからできる体験」を考え続けたといいます。

また、チャイコフスキーと支援者であるフォン・メック夫人の実際の手紙での交流をヒントに、「もし現代に未発見の手紙が見つかったら」という発想から物語が組み立てられました。
歴史や音楽へのリスペクトを込めながら、フィクションとして新たな物語を紡いでいます。

実際に謎解きに挑戦した団員からも、
「自分の担当楽器が謎に登場するとワクワクする」
という声が上がるほど、オーケストラならではの要素が随所に散りばめられています。

初心者も謎解きファンも楽しめる難易度へ

今回の来場者は、クラシックファンから謎解きファンまで、幅広い客層をターゲットにしています。
だからこそ難易度調整には特に時間をかけたそうです。

「謎解きが初めての人も取り残されないようにしたい。でも慣れている人にはひらめく気持ちよさも味わってほしい。そのバランスを考え続けました。」

公演中にはヒントや解説も用意されているため、初めてでも安心。
一方で、経験者はヒントが出る前に解くタイムアタックのような楽しみ方もできます。

最後に待つ、「オーケストラだからこそ」の体験

祝井さんが「一番楽しみにしてほしい」と語ったのは、公演のラスト。

「オーケストラ公演だからこそ実現できる最後の光景を、この謎解きをプレイした皆さんにぜひ味わってもらいたいと思っています。」

この企画が単なる「謎解き付きコンサート」ではなく、演奏と物語、そして観客自身の体験が一つにつながる特別な作品であることが伝わってきます。
謎を解き進めた先に待つ景色は、この場所、この時間だからこそ生まれるもの。
その瞬間を体験したとき、きっとオーケストラという芸術の新たな魅力にも出会えるはずです。

「この機会を逃すと、もう遊べないかもしれない」

最後に祝井さんからホームページをご覧になった皆様へメッセージをいただきました。

「謎解きファンには、生演奏だからこそ生まれる新しい体験を。クラシックファンには、ひらめく楽しさを知ってもらえたら嬉しいです。そして両方のファンの皆さんには、物語がどんな結末を迎えるのかを最後まで見届けてほしいと思っています。」

オーケストラと謎解き。
二つのエンターテインメントが出会うことで生まれた、一度限りの特別な体験。
この公演は、おそらく同じ形で再現することが極めて難しい、まさにプレミアムな企画です。
今までにない体験を、ぜひ会場で味わってみてください。





Orchestra Mµsicart 6th Programのテーマは「謎解き×オーケストラ」
オーケストラの生演奏をホールで聴きながら、本格的な謎解きに挑戦できます。
特別な知識は必要ありません。必要なのは、あなたの好奇心だけ。
一度限りのミステリーを、その手で解き明かしにきてください。

楽曲紹介
•白鳥の湖「情景」
•眠れる森の美女「ワルツ」
•くるみ割り人形「花のワルツ」
•交響曲第6番 悲愴

※演出の都合上、演奏中の入場を制限させていただきます。
遅れて来場された場合、ご案内までにお時間をいただくほか、一部演出をご覧いただけない可能性がございます。
当日は混雑も予想されますので、お時間に余裕を持ってご来場ください。

イベント詳細は下記リンクからご覧ください。
https://www.orch-musicart.com/?page_id=1959
チケット2,500円で販売中!⇩
https://teket.jp/5617/66763